赤十字語学奉仕団 車椅子研修報告
2008年7月13日
年に一度、アクセシブル主催の車椅子研修をアクセシブル主催の車椅子研修を団員向けに行っております。
研修は半日かけて、下記内容を行いました。
◆障がいの種類と接し方
視覚障がい、聴覚障がい、肢体不自由、知的障がい系の4種類の度合や要因により千差万別(障がい者手帳の分類では70のカテゴリー有)接し方も一人一人異なることを前提に介助を行うことを理解します。
◆車椅子介助時の服装
主に、注意すべきは下記の5点です。
①介助しやすい服装:介助している最中に服が気になるようなものは避ける
②場に合った服装:レセプション等に同行するときはその場にふさわしい
服装
③歩きやすい靴:女性はハイヒールは避け、長時間歩いても疲れない靴
④アクセサリー類:介助する相手に邪魔になるものは身につけない
⑤持ち物:バッグは両手が空くもの(背負えるものか肩にかけられるもの)、
雨具の用意
◆車椅子の扱い方
車椅子各部の名称、折りたたみ方、押す、キャスター上げ、等の基本動作の
練習します。
◆実地練習
まずは、日本赤十字の敷地内で、車椅子を押したり、段差や溝を乗り越える練習を行います。
その後、実際に新橋の街中を通り、日比谷シティまで車椅子を押して歩き街中の障がい物を体験します。
また車椅子に乗りることで、障がい者側の気持ちを理解し、どのように介助すれば不安がないのか、心地よい介助となるかを実感することができます。
車椅子の扱い方は決して難しいものではありません。ただ、頭で分かっていても実際に使用してみないと使いこなすことができず、危険が伴います。年に1度の研修で、車椅子の扱い方のスキル維持を保つことをお勧めします。
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